意志の下の愛~ビーナストランジット~

1979年〜1999年、冥王星が海王星の軌道の内がわを通っていた時期と、ニューエイジが誕生している時期が重なることを発見し、ふとボイジャー1号の太陽系脱出であたらしい時代がはじまった、と感じた興奮を思いだす。

ボイジャー1号が打ち上げられたのは1977年。太陽系脱出は2012年8月。

2012年のその頃は、2月に海王星がそのエネルギーをのびのびと発揮する魚座にはいり、5月には金環日食、6月にはビーナストランジット、とはなやかで稀有な天体イベントが重なってもいた。

およそ10年〜30年前に太陽系に持ちこまれた、あたらしい時代の種が、地上で芽吹くタイミングだったのではないだろうか。。。

 

ビーナストランジット(金星の太陽面通過)があらわすものは

★この記事はつづきものになります★
(これは その4 です)
その1 冥王星の軌道とニューエイジの誕生と
その2 ボイジャー1号の太陽系脱出からおもうこと
その3    ボイジャーの星間航海とあたらしい時代

 

金星が、太陽と地球のあいだに一直線にならぶ。

この現象があらわす象徴的な意味を考えようとしたとき、わたしの頭にはすぐに、イギリスのぶっとび魔術師:アレイスター・クロウリーの、この言葉がうかんだ。

汝の意志するところを為せ

それが法のすべてとならん

愛は法なり

意志の下の愛こそが

「汝の意志することを為せ」を越える法はない

(『トートの書』アレイスター・クロウリー)

 

まさに、“ 意志(太陽)の下の愛(金星)” だ!

ここでクロウリーがいう“ 法” とは、言葉は現代の社会での法律とも繋がってはいくけれど、もっと根本的な、“ 宇宙の秩序 ” をあらわしている。

太陽は、太陽系に存在するすべてのものの生命の源。全体意識、そして大いなる意志。

宇宙の秩序とは、愛なのかもしれない。それはたぶん地上でいうものとはちがう、個人的な感情をこえた全体的なものだろうけれど。

はじめて月に降りたった宇宙飛行士たちは言う。宇宙空間には何らかの意志が存在した。それは知的であたたかく、満ち足りたものだった、と。

 

太陽(生命)のエネルギーをまっすぐに金星(感性)が受けとったとき、わたしたちは、本来の自分を思いだす。全体の秩序:調和のなかにあることも。

 

金星(感性)はナビゲーターだ。

地上で金星をつかうとしたら、まず、自分の本来の感性をクリアにすることじゃないだろうか。快・不快の感性(生命の尊厳)をおしころさない。

自分の感性を尊重できれば、他のひとの感性も尊重できるのだと思う。自分を押しつけたりコントロールしようとしたりすることなく。

おなかのそこから湧きあがる感性に素直に生きたとき、本来の自分になり、ふさわしい場所に導かれる。

 

*****

ボイジャー1号がヒトの意識を体現しているとして。ビーナストランジットのイメージは、わたしにはこんな風に感じられる。

 

もうすぐ太陽系を脱出し、誰も踏みこんだことのない、未知の海原(恒星空間)に漕ぎだそうとしているあなた。

目のまえに、太陽のように光り輝く杖をもった老人があらわれて言う。

「汝の意志するところを為せ。それが法のすべてとならん。愛は法なり。意志の下の愛こそが。『汝の意志することを為せ』を越える法はない。」

(わたしの超訳(^.^)「自分の心を信じて進め。それだけが本当の道を教えてくれる。心と体の底から湧きあがる感覚は、宇宙の意志とつながっているのだから。それは愛に基づくものだ。」)

 

 

ビーナストランジット(金星の太陽面通過)とは

 

地球からみて、金星は、約1.6年ごとに、太陽とおなじ方向にならびます。(会合といいます。『天体の会合』国立天文台の暦wiki より)

 

たいていは、この時、地球からまっすぐに金星が太陽面を通過していくようすは見えません。

金星の公転面と地球の公転面は、ピッタリとは重なっておらず、傾きがあるからです。

 

前回、地球から、太陽面を通過する金星が見えたのは、8年前の2004年6月(ドイツにて)。

そのまえは、105.5年まえ。

次回見られるのは、2117年です。

 

金星が1.6年ごとに太陽とおなじ方向にならぶ、会合のポイント(下図の黒い短い線)をつなぐと五芒星(ブルーの五角形の中の黄色い星形)になります。

この五芒星は、1.6年×5回、つまり8年間でできあがります。

2012年のビーナストランジットは、2004年からはじまった五芒星をつくる8年目の最後のポイントだったんですね。

この次に太陽面を通過する金星が見られる五芒星のターンは105年後です。

 

生きているあいだに遭遇するのは、めずらしい現象といってよさそう。

とくに住んでる場所で観測できるとは!(曇り空で見えなかった方も多いようですけど、そういうチャンスにいあわせたのは、わたしはうれしいです。)

 

金星が五芒星を描く、というのも素敵な現象ですよね。

こちらのサイトは、ビーナスという名前と五芒星との由来が書いてありおもしろかったです。

『金星と女神』(TELSTAR

 

 

トップ3枚目の画像は、NASAのサイトより
2枚目の画像は、アプリ『Solar Walk 2』(Apple Store)より

 

 

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